どうしたんだろ?あんまりワクワクしないな。
まっ、いいか、イタリア。
《マテーラ(Matera)・サッシ(Sassi)》 バーリから私鉄に乗って着いたマテーラ駅はなんと地下。 地上に上がって、きっと仰ぎ見えるであろうお馴染みの景色を探す。 が、どこにも見つけられない。 ふと、"Sassi ->"の看板を見つけて、一歩路地に踏み入る。 うわぁ、あった。 なんとその世界は、新市街を土手にした擂鉢の中だった。 サッシとは、イタリア語で岩という意味のSassoの複数形なのだそうだ。 (岩って複数形があるのか?) 地図を見るとSasso Barisano地区とSasso Caveoso地区の二つに分かれている。 (ふん、ふん、それでか?) 柔らかい石灰岩を、河の浸食が造りだした谷面(想像です。)に、 住居がビッチリと張り付いている。 このサッシの裏の渓谷には、この地形を造りだした河(憶測です。)が今も蛇行しながら流れている。 |
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《マテーラ(Matera)・サッシ(Sassi)》 裏サッシ。 南イタリアとはいえ、日本で言えば青森くらいの緯度。 11月ともなると日の沈むのも早い。17時過ぎにはもう真っ暗だ。 迷ったが、16時半くらいから描き始める。(急げぇ。) 案の定、描いてるそばから暗くなる。 すると、塔に照明が、その後すぐに路地の照明にも光が灯り、 闇に沈みかけたサッシを、再び浮かび上がらせる。 ワォ、さすが世界遺産。夜も見せてくれる。 しかし、手元が見えなきゃ絵は描けない。 と思っていたら、 描いてる場所も世界遺産なのであった。 めでたし、めでたし。 |
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《コルトーナ(Cortona)》 トスカーナの殆どウンブリア寄りに位置するコルトーナ。 城壁に囲まれ高台の南斜面に張り付く。 この辺りではよくあるパターンだが、他より細かい路地が多い気がする。 ローマからfsローカル線のTerontolaまたは、Camuciaで下車、そこからバスで町まで上る。 このバスは、特に観光の為だけではなく、生活のバスでもある。 朝ともなると、日本で言う中学生くらいの子供たちで一杯だ。 この町の中心であるシニョレッリ広場には、 町の生活のグロッサリがあり、 ここに住む人々の生活がある。 この広場のBARも生活価格だった。 |
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《ペルージャ(Perugia)》 ウンブリアの州都ペルージャ。 周囲を頑強な城壁に囲まれローマ時代の門(Porta)が口を開ける。 周囲の高台からの眺めはどこもすばらしく、 また、また、16時という微妙な時間にスケッチを始める。(急げ、急げぇ。) 今回は世界遺産の恩恵はなく、見えなくなる前に無理やりまとめる。 ブリオーリ宮内にある国立ウンブリア美術館(Galleria Nazionale dell' Umbria)は必見だ。 |
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