さりげなくそこにある凄いモノ。もう、ワクワクが止まらない。
《シエナ カンポ広場》 ドゥオーモ横の美術館の屋上から扇形のカンポ広場を望む。絶景だ。 乾いた心地良い風が、ツバメのさえずりと共に傍らを通り過ぎてゆく。 7月と8月にはパリオと呼ばれる地区対抗競馬がこの広場で開催されるらしい。 その時の歓声はきっとここまで届くに違いない。 ・・・しかし、なんて豊かな景色なんだろう。超お薦めです。 |
《スポレート ドゥオーモ》 確かこの辺りにドゥオーモがあるはずなんだけど、中々見つからない。 建物の切れ目にふと目をやって驚いた。広場だ。奥に行く程広くなる緩やかな下り階段と一体となって、見下ろすように広がる。その奥に美しいファサードのドゥオーモが鎮座する。 どおりで見つからない筈だ。こんな丘の上なのに下りのアプローチとは驚いた。しかし美しい。見せ方が巧すぎる。 後で知ったのだが、毎年6月から7月にかけてこの町で音楽祭が開かれ、町中で演奏会、オペラ、バレエなど盛り沢山のプログラムが上演される。そして、なんと最終日にはこの場所でオーケストラの野外コンサートが開かれるらしい。この階段は客席に・・・。なんか出来すぎだと思いません? | 《スポレート ドゥオーモの床》 この教会の歴史は初期キリスト教時代に遡るらしいが、現在の外観に至ったのは12世紀らしい。外観は基本的にはロマネスク様式だが、その後何度も手を加えられたらしく内部にはその面影はない。が、床のモザイクは古い。ロマネスク以前かもしれない。教会を訪れた多くの人々によって磨耗した表面の具合がたまらない。しかも、なんて美しいんだろう。しばらく見とれることにしよう。 |
《スポレート ポンテ・デッレ・トッリ》 本来の目的は向こうの山からの水を引く為の橋。造られたのは14世紀といわれるが、ローマ時代から橋は存在していたらしい。最大高80m全長200mもちろん人も渡れる。生まれて始めて風にそよぐ樹々を真上から見た。(多分。) スケッチをしているとイタリアの小学生の団体が後ろを通った。さっきからずっと、その中の一人の視線を右頬に感じる。顔を上げてその少年と目が合った瞬間「ブラーボ!」と誉められた。え?目が来るの待ってたの?おもわず「グラーツィエ!」と答えました。 |
《アッシジ サンタ・キアラ教会》 アッシジの東の端にはサン・フランチェスコ聖堂。 そして西の端にはこのサンタ・キアラ教会が、街を守るように向き合う。 スパシオ山から切り出されたという白い石とピンクの石で交互に積まれた外観は、白地にピンクのストライプ。 朝日に照らされ薔薇色に輝く。 |
《アッシジ 駅裏の建物》 電車が来るまでの時間潰しに。 ところでなんの建物だろう?なんかの工場とか? |
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